A1_工程に合わせて、工事期間中に行っていただきます。
無駄なくきれいに仕上がるように、工程を組んでおきます。
例えば、天井のラワン合板に柿渋を塗る作業は、大工がその材料を使い、天井を貼る前に行っていただきます。
天井に貼ってから塗るとなると、高い所で無理な体勢で作業しなければならなくなります。
それでは、危険を伴う上に、疲れてしまいます。
更に、柿渋を塗ってはいけない個所や垂れたりこぼしたりする個所に、養生しなければならなくなります。
それでは、無駄な作業が発生するだけでなく、きれいな仕上がりにすることを難しくしています。
そのような点を考慮に入れ、お客様のご都合に合わせ、余裕をもった工程を作り、タイミングの良い時期を設定しています。
A2_最初にやり方を説明し、コツがつかめるまで、一緒にやってみる時間を設けております。
微妙なコテ跡を残す仕上げ方は、実際できるかどうか、仕上がり具合を気に入られるかどうか、個人差があります。
平滑に仕上げるやり方は、目的がはっきりしているので、ゆっくり丁寧にやれば、たいていの方はできると思います。
万が一、難しいと感じられた場合は、職人に手伝ってもらうことにしています。
その場合を想定し、見積項目に、職人の手間代を予めご用意しています。
A3_お客様のご都合に合わせ、余裕をもった工程と作業時期を設定しておきます。
たいていのお客様は、週末や休みの時期に作業を行います。
急に都合が悪くなった場合でも、職人の作業手順を変更したり、工程を伸ばしたりして、対応します。
A4_ほとんどのお客様が、DIYで塗装工事と左官工事をされています。
塗装工事は、木の仕上げ個所(フェンス、外壁材、天井材、床フローリングなど)を塗ることが多いです。平らな床で作業できるように、安全な作業環境をこちらでご用意しておきます。
左官工事は、室内の壁を塗る作業です。場所によっては脚立に登って作業することもあります。
塗装工事と左官工事のどちらも、作業を始める前に、やり方をお伝えし、一緒にやってみる時間を設けております。
習熟度には個人差がございます。
作業が難しく、ストレスになるようでは意味がありません。
その場合を想定し、職人に手伝ってもらえるように、その分の予算を見積項目にご用意しております。
A5_使い切り商品と消耗品は、お客様の方で購入していただきます。
軍手、マスキングテープ、養生テープ、養生マスカ、刷毛、ローラー芯などです。安価な場合、塗料などもご購入していただく場合もあります。
それ以外のものは、こちらでご用意いたします。
塗装工事の場合、塗料容器、受け皿、ローラーバケット、ローラーハンドルです。
左官工事の場合、金コテ、コテ板、パテべラ、サンダー、紙やすり、パテ、ファイバーテープです。
脚立、足場、作業台も、こちらでご用意します。
お客様が購入する商品については、工事前にタイミング良くお伝えします。
場合によっては、一緒にお店に行き、購入のお手伝いをすることもあります。
A6_こちらから無理にお勧めすることはございません。
やってみたい、興味があるというお気持ちがございましたら、恐らく大丈夫かと思います。
こちらで選ぶ材料とやり方は、どの方でも手軽に、大きな失敗もなく仕上がるものにしています。
最初は、恐る恐る始められても、終わるころにはコツがつかめると思います。
「段々楽しくなってきた」とか「もうやるところがないのか、残念だ」と言われる方もいらっしゃいます。
始める前に、やり方をお伝えし、一緒にやってみる時間を必ず設けています。
その様子を見て、お互い判断することにしています。
万が一、難しそうであれば、予め見積項目に職人の手間代をいつも入れているので、職人に手伝ってもらうことにしています。
A7_はい、できます。
分離発注というやり方をとらせていただきます。
その工事は、お客様とその職人が直接工事契約していただくことになります。
そのため、コ―タローとの工事請負金額がその分削減され、設計監理費が抑えられるメリットがございます。
その工事に関するコ―タローの仕事は、図面や作業内容の情報提供、作業環境を用意すること、スケジュール管理のみになります。
A8_取り付け工事をする少し前に、現場搬入していただきます。
早く搬入し過ぎてしまうと、他の工事の邪魔になったり、保管する場所がない場合があります。
早めに購入し、現在のご自宅に保管していただく分には構いません。
購入と搬入のタイミングは、工事の進み具合を見て、こちらからお伝えします。