岡山県倉敷市の小田川の堤防決壊により浸水したまちの様子をニュースで見た。
一階のテラス窓の上のほうまで水が来ている映像が流れていた。そこから判断すると、地面から2.2mの高さまで水が来ているに違いない。
ネットで検索したところ、西日本の7/8夜までの三日間の総雨量は300~600mm、つまり、一日100~200mmの総雨量ということになる。
私が住んでいる三郷市も河川に囲まれた地域である。
近くには江戸川、中川、範囲を広げると、利根川、荒川、綾瀬川、元荒川と、いくつもの川が流れている。
そのうちのどれかが決壊した時どうなるのだろうかと気になって、三郷市ハザードマップを調べてみた。
江戸川と利根川は三日間で318mm、荒川は三日間で548mm、中川とその他は二日間で355mmで決壊したりあふれたりする可能性があると、書かれていた。つまり今回の西日本と同じ雨が三郷市周辺に降ったら、三郷市は浸水するということが、三郷市発行のハザードマップにとても静かに書かれている。ほとんどの地域が1m以上の浸水、2m以上のエリアもある。
今現在、三郷市内に建設されている住宅の中に、災害を想定して計画されている住宅はあるのだろうか。地震と水害は三郷市内で住宅を作る上で、避けて通れないテーマの一つになりそうだ。
三郷市ハザードマップ
http://www.city.misato.lg.jp/kouzui/hzm/img/hzm.pdf