以前、押入のリフォームをしたお客様から電話がありました。照明のスイッチを三箇所新しくしたいそうである。
しかし、その工事のために、私の協力業者の電気屋に来てもらうと、材料代も含めて、少なくとも半人工くらい、要求してくる。色々な工事箇所が発生するある程度の規模の工事と施工個所が少ない工事では、単価が違ったり、計算方法が違うのは当然のことである。
それに加え、私が動いた分の経費も加えると、お客様が思っていた以上の金額になることが想像できた。
そこで、団地に住んでいる電気屋をお客様に紹介することにした。70歳代くらいの方で、お客様とも年齢が近い。私と取引したことはないが、団地の住民の方の相談を以前から色々受けている実績がある。その電気屋も了承してくれた。
三方良しとはこのことである。利益は全くないが、良い気分になれた。