設計事務所の拠り所

設計事務所の存在意義は、見積書を作らず、施工をしないことによる、判断の透明性にある。

 

設計者が、施工を行い、見積書も作るとなると、自分の都合の良いように出来てしまい、それでは、クライアントのためにならない、という理屈である。性悪説に基づいている考え方に思える。

 

公共の建物のように、説明や報告が求められる計画であれば、そうせざるを得ない。