三郷団地O押入リフォーム
2023.06.20
追加工事である可動棚とハンガーパイプを取り付けにうかがう。
カビのないスッキリとした押入に、お客様も喜んでいただけた。
荷物も綺麗に押入の中に納まっている。
2023.06.08
新しい断熱材を貼る。
今回使った断熱材は、カネライトフォームスーパーEXである。一枚単位で販売されているので、これを採用した。熱伝導率0.024W/mk。私が今まで使った断熱材の中で一番断熱性の良い商品である。
ちなみに、熱伝導率というのは、熱の伝わりやすさを示す数値で、熱が伝わりにくい材料が外部の熱環境の影響を受けにくいので、数字が小さい方が望ましいのである。
ビバホームで売られているスタイロエースⅡは熱伝導率0.028W/mk、一般的に良いとされている高性能グラスウールは0.036W/mk、高気密高断熱住宅によく使われている断熱材ネオマフォームは0.020W/mk、最高クラスのフェノバボードは0.019W/mkである。
2023.06.07
解体工事が始まった。
解体してみると、前回のリフォームで厚さ50mmグラスウールが入れられていた。捨ててしまうのはもったいないので、この上から更に新しい断熱材を貼ることにした。
断熱性能は、断熱材の熱伝導率と厚さに応じて向上するからである。
注意点は、壁の厚みが増すので、押入の奥行きが小さくなることである。以前、収納できたものが入らなかったりするからである。そのことを、お客様に確認し、工事を進めた。
2023.06.06
今回行う工事は、押入リフォームが中心となる。それ以外にも、台所の建具の戸車の交換なども同時に行う。
解体工事に先駆け、お客様に押入の中の荷物を移動していただいた。押入のカビのひどさに驚く。
以前、ガス暖房機を使っていたという。エアコンと違い、ガス暖房機は湿度が発生する。お部屋を瞬間的に温めてくれるので、それが便利で、ご高齢の方が使っている事が多い。その点を参考にお客様にお伝えした。
2023.05.19
プレゼン資料をまとめ、お客様宅にうかがう。
天井部のカビの原因は、熱貫流率の高さによる結露であると考え、部分的に断熱性能を上げ、結露の発生を抑えるやり方を提案した。その部分を木で仕上げ、お部屋に温か味を与えている工夫をした。
西側の壁は、断熱性能を上げ、三郷団地S改修で好評だったビバホームで売られている杉の羽目板で仕上げる計画を提案した。
2023.05.12
三郷団地にお住まいの方からリフォームの相談を受けた。
外周部の天井付近に所々カビが発生している。一番ひどいのは、北側の押入の中である。
外周部の天井のカビは初めて見た。棟の配置と角度によって、同じ作りの団地であってもカビが発生したりするのだと知った。押入の中は以前リフォームしたという。しかし、ひどいカビである。
ご要望を色々お伺いさせていただいた。